マイクロチップについて京子はさらに考えた。
マイクロチップの普及率に頭を悩ますよりも
もっと根本的に狂犬病などの予防注射と犬税の管理に
マイクロチップでの個体認識制を導入することは日本では検討されてないのだろうか?
日本を離れて久しい私はちょっと現在の日本の犬事情に疎いが
今でも狂犬病予防注射って獣医さんチームの地域巡回で行われてるのだろうか?
この巡回集団接種(変な呼び方?)では確か予防注射接種と同時に
犬税も払って、鑑札をもらうというシステムだったと記憶するが
もしこれが今でも行われているならば
予防接種時のマイクロチップ導入も簡単であるし、
同じく予防接種を記録する手帳(個体識別マイクロチップ番号、使用製剤製造番号、接種月日、担当獣医師名、飼主住所氏名などを記入)を発行して、
犬の健康管理だけでなく犬税を支払ったかどうかの証明だって
管理できるようにするというのはどうだろうか?
(たぶん同じようなこと考えた人っていると思うんだよね...)
集団接種だけでなく、獣医さんで個別に接種を受ける場合にだって同じこと。
予防接種を受けた犬ごとにかならず手帳を発行すると言うのは
ヨーロッパではかれこれもう長いこと常識になっているといってもいいくらいで、
これに個体識別のためのマイクロチップ番号を記入しなければ「無効」と
条件付ければいい。
(要するにEUパスと同じなんだけど...)
何?それぞれ役所の管轄が違う?
そんなこと言ってるからいつまでたってもシステムが整わないんです。
チップの埋め込み痛そう?
あなたのピアスよりましです。
そういえばいまだに身分証明書といえば保険証だったり
運転免許証だったりする日本のシステム、
飼い主が本当の身分証明書を持っていなければ
なぜ犬に必要なのかと言う疑問が国内で出てくるのも不思議でないかも。
でもね、一歩日本から出るとそんなこと通用しないんです。
外国にいる日本人はいつも身分を証明する旅券(パスポート)を
携帯していなきゃいけないんです。
世の中そういうものなんです。
